35番ちゃん57番ちゃんの遮光

35番ちゃん57番ちゃんはどちらもPSホワイトUVプロテクト仕様です。壁際に設えたコレクションラックの一角に並んでおっとりと座っています。

二畳程度の大きさの窓には遮光カーテンを下げています。が、SDのお肌にはLEDライトも差し障ると伺い、黄変対策が気になりググりました。

お迎えの際頂いた箱に入れてお布団で包み保管、コレクションケースに飾る、遮光生地を頭から被せる……ナドナド、色んな方法が見つかり有難く思います。

検討した結果、小さな遮光カーテンを設ける、簡単な案に落ち着きました。

遮光と同じくらい、怖いのは転倒です。地震に依るものは勿論ですが、自損も一際恐ろしく思います。冬の時期は着衣も厚く丈も袖も長くなります。無作為に接触し、落下させてしまったら大変です。

数年前、漫然とした疲労感の中で日々のタスクを消化していた頃、居室で転倒し、顎を床面に強打しつつ、爆睡してしまったことがあります。

急所の一つを強かに打った影響で思考にバグが生じます。翌朝は、病院ではなく、なぜか会社行かなきゃ……と考え、絆創膏を数枚顔に重ね出社。骨がチラ見する裂傷なので何枚貼れど、絆創膏は意味がなくずれ落ちます。即日手術、3、4針縫ったと思います。

上述を思い出すと、滑稽ではあるものの、この身の不意の挙動を警戒すべきと案じます。

そんな訳で、ラックの背面と前面に突っ張り棒を通しました。

わ、……囚われ感、閉塞感が増しました……。35番ちゃん、57番ちゃん、何だかすみません_(:3 」∠)_

突っ張り棒がkeep outテープのバリケードを想起させます。

起床と帰宅のタイミングで、この小さなカーテンを左側から開いて閉じ、右側から開いて閉じ、また開き、「君達今日も本当に可愛いね……」とムフムフ(最早口に出して)お伝えする瞬間、不思議な背徳感と高揚を覚えます。思考のバグではなく、生得的な偏愛なのだと思います。ブラッシュアップの予感は有りつつ、心配事が一つ減りました。


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